財政自立の確保
商業とは何か。それは、他に寄りかからず自分の力で生きていくこと。独立自営の要素が色濃く投影されている言葉だと思います。 コロナ禍により商業が厳しい状況におかれると、行政などが支援をしてくれます。 しかし、それに甘んじてはなりません。本来は、行政を支える側にあるのが商業の立ち位置です。 補助金を頂くことは、結果に対する責任がなくなる傾向があり、商人の独立心が削がれてしまう。 本来はリスクをとって投資する。結果を出すことが前提です。その重い責任が、独立心と結ばれています。 ちょうど、日本学術会議の独立化が議論されていますが、独立とはまず財政自立を確保する必要があります。 国からお金を頂く前提では、国からの独立は語れません。 私学助成も然りで、私学が建学理念を守るためには、財政自立を確保している必要があります。 独立するためには、自分でお金を握っていることが求められます。そのために、福沢諭吉は、簿記を海外から輸入しました。 わが郷里出身の中村道太は、福沢とともに、この簿記を広める働きをしていました。 先人たちは、商業の本質をつかんでいました。
2023年12月23日