あまねく公平
この年末「どうした郵便局?」と問いたくなる不祥事が続いています。 民間会社になってからは、試行錯誤を繰り返していますが、その実状を市民はもっと理解すべきでしょう。 郵便法の第1条には「郵便の役務をなるべく安い料金で、あまねく公平に提供すること」と 明記されていますが、民間会社が「あまねく公平に提供すること」は果たして可能なのか。 この目的を掲げてしまえば、公共性の高いものとならざるをえない。 そんな矛盾の中に置かれているとも言えるでしょうか。 しかし、欧米の資本主義の論理では、自由競争に曝すことで成長していくのでしょうが、 日本の経済は、それだけでは偏ってしまう。 それは、理に対して情。思いやりや優しさといったものが付随する。 経済とは経世済民、世の中をよく治めて人々を苦しみから救うという認識があります。 そもそも民間会社も、公共性をもつ存在であり、同じく商人も公共性が問われています。 その意味では、株式会社のあり方そのものが問われています。 そして、新しい年に必要なものは、商人の自由な発想です。
2019年12月28日