宮城谷昌光の天命
「遅咲き歴史文学」と題して地元出身の宮城谷昌光さんが読売新聞で、 ご自分の生涯を振り返っていました。 宮城谷さんは、蒲郡で学習塾を開いていたので、私の同級生も 当時お世話になっていたかもしれません。 その時は、生活も大変だったようです。 書いたものが、どこの出版社からも声がかからない悲哀が続きます。 中国古典を題材にすることも、偏見や誤解などがつきまとったのでしょう。 しかし、地元CBCアナウンサーの中島公司さんが作品に目をとめて、出版化に至ります。 白川静さんの学説、司馬遼太郎さんの小説との出会いもありました。 ついに、直木賞を受賞して生活が一変します。 今日は、最終回でしたが、奥さんへの言葉が心に響きました。 「あなたにあわなければ、宮城谷昌光という作家は、どこかの路傍の石になっていた」 私の両親世代の方ですが、白川さんの言葉で締めくくります。 「仕事があるうちは、神様は私を生かしておいてくれる」 それを信じていたので遅咲きの宮城谷昌光があり、私も天命を信じます。
2014年12月30日