追悼とは何か
国家のために犠牲になった人たちを追悼する行為は、 他国に干渉されるものではなく、当事国の自由意志で行えるものです。 独立国家であれば、その自由意志が確保されています。 その点では、何ら合衆国におもねる必要もありません。 もちろん、わが国も、他国の追悼の自由を尊重すべきです。 そこで、追悼とは何か。 いわゆる戦犯人も合祀されているところで追悼することは、 その人のしたことを肯定することになると誤解されています。 たとえ犯罪人であったとしても、その人を追悼することは、 その人のしたことを肯定することではありません。 かえって、犯した過ちがあれば、それを反省することが追悼することでもあるはずです。 その意味では、本来の追悼とは、政治や宗教を越えたものだと思います。 この時期にあの場所での追悼は、誤解を広げて追悼の目的でもある不戦の誓いからも外れてしまいます。 そんな時に、合衆国が「失望した」と言ってくれたのは大人だと思いました。 友の言葉には一考の余地ありです。
2013年12月28日