豊橋市で発行している小学生向きの小冊子に フィギュアスケートの鈴木明子さんが紹介されていました。 花田小学校という母校を訪れての先輩インタビュー。 「夢は、はっきり口にしよう」とありました。 口で語ることによって、責任が生じる。どうしたら達成できるか、真剣に考える。 そして、ライバルは、真央(まお)ちゃんでも、美姫(みき)ちゃんでもない。 あくまで、自分自身。たとえ、他の選手が失敗して勝っても嬉しくない。 スケートの世界では、よくあるのだそうです。 人と競るのではなく、めざすは、自分のベストの演技。 そして、バンクーバーが最終地点ではない。 摂食障害を乗り越えた今は、滑れることだけで嬉しいのだそうです。 このような構えで、オリンピックに挑まれている姿に、これぞ豊橋人と思いました。 「青年よ、ほらをふけ!」と大学時代の先生がよく言われていました。 いつのまにか、ほらさえも聞こえなくなりました。 夢を語る分には、慎みは無用でしょう。いや、小学生だけでなく、大人も然り。 正々堂々と大きな夢を口で語りましょう。
2009年12月17日