今回、脚本を書いて素人の舞台劇に挑戦いたしました。 何かを挑戦する時には、周りの人の励ましが、いかに大切なものかを実感しました。 改めて、励ましてくれる人たちがいて、この作品があり、今の自分があるのだと感謝しました。 そして、私の脚本を一番よく読み込んで、私のメッセージを直に受け取ってくれたのは、 演技した主人公の中学生だったと思います。 観客の誰にもまさって感動していたかもしれません。 ふと、この舞台劇は、観客よりも彼のためにあったのかもと思えて来ました。 しかも、舞台劇の内容にもまさって、演じる人たちを応援しようという気持ちや真心が、 会場には漂っていたのです。 それが、例え今ではなくても、やがて人のために貢献できる大きな働きとなって実を結ぶ。 このたび年末のお忙しい中、30分以上も前から来て下さったのは、 彼が通う中学校の校長先生でした。 ぽつり座っている校長先生の後姿に、人を育てる真髄を教えていただいたようでした。 私も先生にならい、挑戦する人たちを応援したくなりました。
2009年12月14日