フライパン倶楽部

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地域の納涼祭のお手伝いをしました。 私の担当は、舞台の音響です。 演奏者から、CDやカセットを預かり、それを指示通りに流します。 2日間の舞台で、ひときわ感激したのが津軽三味線でした。 豊橋市の雅(みやび)会というグループで、師匠らしき方は、 職人肌の風貌で迫力がありました。 脇にいる、私の方に厳しい視線を向けて、手を上にあげます。 そして、望んだ音量になると、頷いてくれました。 次に、おとなしそうな小学生が、掛け声とともに独奏を始めました。 その容姿とその音が非常に対照的でした。 西洋の弦楽器にはない、独特の迫力ある音です。 バチと呼んでいましたが、それを片手に弦をかき鳴らします。 そのバチさばきは、凄まじい。 背後には、かなりの猛練習があったのだと伺えます。 彼は、全国大会優勝の実績を持っていました。 まさしく、三味線一筋なのです。 それは、ピアノやバイオリン等のメジャーな楽器にも劣らない魅力でした。 楽器というよりも演奏者。 どんな楽器でも、一筋に打ち込むと、輝きが放たれます。

2009年08月06日

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