同窓会に出席いただく先生方に、ご挨拶のお電話を入れていました。 当時と全く変らず溌剌としたお声をいただいた先生のお一人が、保健体育の女性の先生でした。 先生は、教育の現場で問題意識をお持ちになり、今は市議会議員としても活躍しています。 初当選の時から、先生には、お似合いのお仕事だと思いました。 本日解散。世襲が話題となっていますが、何をしたいのかが見えにくい。 実社会を知らないままでは、果ては自分の栄誉栄達を求めがちです。 しかし、現場上がりの先生の動機は、より純粋で分りやすい。 その強い問題意識こそ、政治力です。 このような人たちこそ、政治屋ではなく、政治家だと思います。 教育は、政治の根幹。特に、地方行政レベルでは、最重要課題かもしれません。 先日も、先生は午後の公園前の大通りで、ひとりマイクを握り、 道行く人に語りかけていました。 今できることを精一杯されている姿は、当時と変りません。 その姿に、今日も生徒として、生きることを教えていただいているようでした。
2009年07月21日