フライパン倶楽部

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豊橋動植物園には、バラ園があります。 この時期に、いろんな種類のバラが開花しています。 個人的には、花に鼻をつけて、芳香を楽しみます。 香りには、思い出が詰まっているのでしょうか。 バラの香りは、なぜか幼稚園時代を思い出すのです。 山のふもとにあった自然豊かな幼稚園でしたので、 園内いたるところに花が咲いていたと思います。 「おへそと太陽」を合言葉に、運動場の園児たちは上半身はだかでした。 はだかの幼稚園ですが、仔羊(こひつじ)幼稚園です。 創立者の園長先生は、鼻にイボがあったので、 園児からは「園長チョコチョコボール」と慕われていました。 ふと卒業文集を開くと、先生の言葉に目が留まりました。 「君たちが大きくなったら、聖書という本を読むように・・・」 私は高校時代に、聖書に触れましたが、先生の奨めを越えて、そこに祈りを感じました。 すると、香りと祈りが一つとなりました。 どちらも、天まで昇り、今も絶えることがありません。 バラの香りには、園長先生の熱き祈りが秘められていたのでしょう。

2009年05月28日

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