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最近、聖書を読んでいて、薄っすらと涙を浮かべた言葉がありました。 それは、創世記24章という、美しい花嫁物語です。 ユダヤ人の祖であるアブラハムの息子イサクとリベカが結婚に至った経緯が 1章をかけて事細かく書かれています。 父親のしもべが花嫁探しに出かけるのですが、不思議な導きがあり、リベカと出会います。 なんと、そのしもべに出会った翌日には、花婿イサクのもとに出発するのです。 もちろん、リベカにとって、花婿はまだ見ぬ人。 しかし、リベカは、その不思議な導きを、自分なりに熟慮したと思います。 家族は、すぐに出るのをひきとめ、リベカに問います。 「この人といっしょに行くのか。」すると、「はい、まいります。」 この言葉に打たれました。 そこには、うら若い乙女の精一杯の決断が含まれているように思えました。 この決断こそが、父母のもとを離れる真の独立でしょう。 結婚とは、独立への門のように思えます。 ちょうど、天皇皇后両陛下の金婚式が行なわれました。 50年前の美智子さんとリベカが重なりました。

2009年04月14日

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