日曜日の午後に、太平洋が眺望できる近くの潮見坂の海に出かけました。 波打ち際で遊んだり、凧揚げをしたり、サッカーをしたり、 カニを採集したりとバリエーションは豊かです。 その日、友人が大アサリをもって来てくれました。 大アサリは、このあたりの名物でもあります。 砂浜で火をおこして、網焼きに。パカッと開いたら、醤油とバター。 潮風をうけながら、子供たちは、次々にペロリと食べてしまいました。 また、この太平洋でも、少なからず、潮干狩りまで楽しめるのです。 ちょうど同じころには、北海道からホタテが送られてきました。 これも、大喜び。どうやら、みんな貝好きのようです。 小泉武夫さんの著書「食と日本人の知恵」には、「貝を食して快となる」という項目があります。 その栄養もさることながら、昔の人は、貝を装飾品に、また貨幣にもしていた。 漢字を見ると頷けます。財、賃、費、貴、貿、貨、貯、購・・・ どれも貝がつきます。やはり、子供たちも、貝拾いに夢中になります。 貝は美味しいばかりか、不思議な魅力があるようです。
2009年03月19日