若き水谷豊さんが小学校の教師になるドラマ「熱中時代」を久し振りに観ました。 私は生徒たちと同世代で、当時も楽しみに見ていました。 ところどころ記憶の断片が蘇りますが、視点は変わってきますね。 熱中先生を取り巻く人たちの温かいつながりに憧れます。 あのつながりは、どこに由来するのだろうか。 いつの間にか、この国が失ったもののように思えてなりません。 このドラマ、いっしょに食べる光景が多いのです。 熱中先生は、校長先生のお宅に、他の先生たちと下宿しています。 夕方には帰って来て、みんなで食事をするのです。 そして、朝も。その中で、学校であったことを共に喜んだり悲しんだり、時には相談しあったり。 その光景が、実にあったかい。 かたや、今日では、ワンルームマンションのコンビニ弁当でしょうか。 NHKの「今日の料理」のレシピが、この春から4人分から2人分になるそうです。 お料理は、たくさん作って、たくさんで食べる方が美味しいのです。 熱中先生のあのフィーバーぶりも、手作り料理の賜物でしょう。
2009年02月24日