地元で食品スーパーを経営する社長さんが、ぶらりと店に寄ってくれました。 「即席カップラーメンって、見えないけど、たくさんの油が入っている。 あまり店にも置きたくないんだがね~。」 そこで、社長さんから一冊の本をご紹介いただきました。 「食品の裏側」で話題になった安部司(あべつかさ)さんの最新刊です。 その名も「なにを食べたらいいの?」 いわゆる食品添加物の現場で働いていた著者の食まわりの実態と提案です。 もともと、ご自分が肉団子なるものを開発して、 お子さんが誕生日にその肉団子を食べているの見て、ショックを受けた。 それで、潔くも翌日会社に辞表をだす。 それほど、その食品は食べれる代物ではなかったのだそうです。 便利になった食まわりですが、代償も大きそうです。 社会の中にはまってしまうと、いつしか真実が見えなくなります。 私がこの本で一番心に留まったのは、「子供のために」という視点です。 それが、真実の扉を開けてくれるようです。 そして、手作り料理にまさるものなしと再確認できました。
2009年02月07日