フライパン倶楽部

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学生時代に、牧師婦人から一冊の本を薦められました。 「私は、これで信仰をもったのよ。」 気になって、読んでみたところ、嗚咽し涙があふれました。 それが、ストー夫人の「アンクルトムの小屋」。 主人の非情な扱いにも関わらず、黒人奴隷のトムが最後まで 清く正しく生き抜いていく。 まさに、トムは自由を高く掲げる合衆国の理念を生きていました。 同じくその本に打たれたのは、当時のアメリカ人でした。 このままではいけない。それが、国を二分する戦争にまで至ります。 その一人のリンカーン大統領も、ストー夫人に「あなたのような小さな方が、 この大きな戦争を引き起こしたのですね。」 昨日、オバマ大統領が伝えたかったことも同じでしょう。 もう一度、原点に返ろう。 打たれた私も、自分の結婚式の記念品に、「アンクルトムの小屋」を選びました。 出版社にお願いして、聖書の言葉と二人の名前を入れていただきました。 私たちも罪の奴隷であることは変りません。本当の自由とは何なのか。 人としての原点を教えてもらえる一冊です。

2009年01月22日

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