クリスマスは、美しい夫婦の物語でもあります。 中学校時代の英語の教科書で、オー・ヘンリーの「賢者の贈物」を知りました。 妻は夫のために、自分の髪を売って、懐中時計につける鎖を買う。 夫は妻のために、自分の懐中時計を売って、櫛を買う。 この行き違いが、最も賢明な行為だったと結ばれます。 見つめ合って微笑む二人には、信頼が輝いています。 そして、イエス様の誕生にのぞんだ夫婦が、マリヤとヨセフ。 まだ二人が一緒になっていないのに、マリヤが子供を宿す。 それを知ったマリヤとヨセフの苦悩。 しかし、心安らかにされたのは、天よりの言葉でした。 私の結婚も同じでした。牧師から結婚話をいただき、 その相手のことは全く知りませんでした。 食事も喉を通らないその夜に、聖書の言葉が聞こえて来ました。 「恐れないで、あなたの妻マリヤを迎えなさい。」 神様がヨセフに語った言葉でした。同じように、この言葉にすぐに従いました。 二人の信頼のあるところに、救い主は誕生しました。 クリスマス、おめでとうございます。
2008年12月24日