わが街でも、海外から移住された方が多くなりました。 住み心地も良いのでしょうが、自動車産業をはじめ、働く場も多いからだと思います。 最近は不景気で、帰国される方も見かけますが、文化の違い故さまざまな事を教えられます。 先日も、日本に来て一番印象深かったことはの問いに、 「お水が美味しいです。」と意外な答えを頂きました。 コーヒーやお茶にまさって、毎日おいしく水を飲んでいるそうなのです。 そこで、料理の命は水とすれば、日本という国は 美味しい文化が花咲いてしかるべきなのでしょう。 海外からの旅行者も増えているようですが、お目当てはやはり食物だそうです。 昨年、子供が卵の殻を使って、日本地図を作りました。 その時、気がついた事は、日本は四方を海で囲まれた海洋国家。 殻を青く塗った海がキラキラ輝いています。 そのただ中に浮かぶ国は、さながら水の国のようです。 そこで、「昆布と鰹節のだし」を紹介したくなりました。 この水の恵み。ごくごく身近でありふれたものが、実は高価で尊いものでした。
2008年12月15日