フライパン倶楽部

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「チョッピリ肌寒い」この感覚が函館生まれの家内には、懐かしいのだそうです。 しかも、何かウキウキしてくるのだと。 ふと、その懐かしさとは、郷愁なのかなと思いました。 その時、気づいたのですが、愁の字は秋に心と書きます。なぜか。 やはり、故郷は、秋に感じることが多いのでしょうか。 そして、この漢字は、なにか物悲しい意味合いも含まれています。 しかし、ウキウキとは違うな。何だろう。 そこで、最近目覚めているのが百人一首。 改めて吟味してみると、まず驚いたことが、 男女の恋歌ばかり。しかも、かなわぬ恋で物悲しい。 そして、次に、秋と月の歌が多い。やはり、秋の心なのか、どちらも物悲しい。 すると、百人一首の心は「愁」なのかもしれません。 そこで、家内の感覚を考えると、この愁の対岸にあるもの。 物悲しさだけで終わらず、そこに優しさが生まれ、希望と変っているような。 そこで新たな一首。「冴えわたり 凛とみなぎる しろき朝 北のをとめの 心ときめく」

2008年10月07日

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