ああ~素敵な言葉だな~に久しぶりに出会いました。 それは、昨日の新聞。 北京オリンピックで惜しくも金メダルを逃して銅メダルに輝いた谷亮子選手。 そのご主人のコメントでした。 「目標にしていたメダルの色は違ったけれど、僕には金色に輝いて見えます。」 お互いを理解し、お互いに支え合っている、美しい夫婦の姿を見せていただいたようでした。 「金色に輝いて見える」まさしく、見えたものをそのまま表現したのでしょう。 がっかりしている谷選手の写真も掲載されていましたが、 一夜明けた今日、笑顔で記者会見とありました。 きっと、ご主人の言葉に一番感動したのはご本人だったのでしょう。 もし、金メダルをとっていたら、この言葉にめぐり会えなかったかもしれません。 金メダル以上に価値のある銅メダル。 いや、メダルではなく、夫婦や家族の絆を悟った瞬間ではなかったでしょうか。 そして、日頃の彼らの生き様が、この言葉を生んだのでしょう。 こんな夫婦が、わが国にいることを知り、オリンピック3連覇よりも誇りに思えました。
2008年08月11日