故郷の川は、夏の水遊び利用者全国一といわれる豊川です。 おととしの夏に、その上流にある新城市の桜淵公園にやって来ました。 小さな息子を背に負ぶって、なにげなく川の中に入りました。 ところが、しばらく泳いでいると、突然足をとられました。 水を飲み、バタバタと溺れはじめます。 しかも、上からは泳げない子供の重みもあり、もがきました。 ちょうど、知り合いの人の顔が見えて、なんとかその人のとこまで、 たどり着こうと必死でした。その方もたまったものではありません。 こちらが捕まれば、一緒に溺れてしまう可能性もあります。 その後は記憶にないのですが、幸い3人とも岸にたどり着けたのです。 さながら、天使が運んでくれたような不思議な体験でした。 「ああ~、生かされている。」深く感謝しました。 しかし、あまりにも無謀でした。川底では、下方向への流れもあるそうです。 土地のおじさんがやって来て、厳しく叱ってくれました。 「川をなめるな~」ありがたく深く反省しました。
2008年08月01日