愛知県の花である「燕子花(カキツバタ)」の季節となりました。 「アヤメかカキツバタか」と美しい人に例えられることもあります。 ハナショウブも含めて、この3つは見分けにくいですね。 アヤメは花びらに網目模様がある。あとの2つはそれがなく、 ハナショウブは花びらの元に黄い筋、カキツバタは白い筋があります。 ココ豊橋でも市北部にある「賀茂しょうぶ園」が本日よりライトアップ開始、 いよいよ見頃を迎えます。大和撫子(やまとなでしこ)と日本の女性を称える言葉がありますが、 撫子ならぬ燕子花こそ、日本女性の美を表現しているようにも思います。 キリッと切り立った端正な葉の中に、控えめであって品のある紫色の花が、 ほのかな芳香とともに静かに微笑んでいる。 衣替えの時期を迎えていますが、最近の女性の服装が気にかかります。 そこで、こんな歌が思い浮かびました。 「慎ましや 美しきかな 燕子花」
2008年05月27日