今週PTAの総会があり、お役放免となりました。 この1年、父兄の仲間、先生方や地域の方々とお知り合いになり、心通わせ楽しくお仕事をさせていただきました。 子供の精神科の医者である佐々木正美(まさみ)さんが「親の愛情だけでは、子供は育たない」と言われていました。 家庭はもちろんですが、父兄と先生、父兄と父兄、父兄と地域の間に信頼関係が築かれることこそ、 子供たちへの最高の贈物だと感じました。それは「信頼の空気」です。 その温かな「信頼の空気」に包まれると、子供たちは生き生きと、伸び伸びと、堂々と成長して行きます。 この「信頼の空気」作りこそ、PTAの仕事だったと思います。 しだいに、大人の人間関係が希薄になっている今日、大人本人よりも、 実は子供たちの方が冷たい「不信の空気」に影響されてしまうように感じるのです。 それは、PTAという形態をとらなくても、 要は同じ学校の父兄の仲間たち、お世話になっている先生方や地域の方々との信頼関係が築ければ良いのです。 退任の挨拶を聞いていた家内の第一声は、「お父さん、寂しそうだったね。」
2008年04月26日