市営児童クラブの会合に出席しました。 聞きなれない方もおられると思いますが、 小学校低学年児を放課後に預けるところです。 私の小学校時代にはありませんでした。 年々預けられる児童の数が増えているのです。 そこで、「活動するスペースを広くして欲しい。 午後6時までを7時までに延長して欲しい。」 などの意見が飛び交います。 市民の言われるままに、どんどんと いわゆるサービスが向上して行くのでしょうか。 子をもつ親として、歯がゆく感じました。 いろんな事情がありますので一概に言えないのですが。 ただ、現状は、行き過ぎてしまっていないでしょうか。 子供の視点に立てば、学校から帰って来て、 迎えてくれる誰かがいるのは、やはり嬉しいことです。 特に、低学年までは、親と一緒にいたいものです。 それは、決してお金ではかえられません。 近年女性の社会進出が叫ばれ、保育サービスの拡充は、 際限のないものを感じます。それが是とされる風潮もあります。 一方で、子供たちを寂しくさせることに拍車をかけているのなら、 何のためのサービスなのか。 子育ての主体は、あくまで親です。それは、譲れません。 子どもたちは、親がだいだいの大好きなのです。 もう一度、子供にとって何が良いのか。 検討の余地、工夫の余地はあると思います。
2008年02月19日