明るい家庭づくり推進大会に参加しました。 今年で25回目を迎えるそうです。 こんな大会があるのを知ったのも、PTAの役得のひとつです。 主に子供たちの作文や壁新聞の表彰が行なわれます。 行政が主体となっていますので、豊橋市長が来賓で挨拶をされました。 作文は、読書から。 ここまでは順当な話でしたが、その後の話に魅かれました。 それは、速読ならぬ遅読のすすめでした。 世には、速読術のノウハウ本などが氾濫していますが、 スローライフ、スローフードならぬスローブックと言ったところでしょうか。 市長のオリジナルではなく、ノーベル文学賞を受賞した大江健三郎さんの発案だそうです。 説得力が増しますね。 生まれてこの方、本は早く沢山読むべしと刷り込まれていましたので、 非常に新鮮に感じました。 また、決して読むのが早い方ではないので、ほっとしました。 そう言えば、熟読吟味という言葉も日本語にはあります。 それは、速読ではなく、遅読からもたらされるものでしょう。 そうなれば、何を読むかもじっくり選びたいところです。 このホームページも遅読していただける内容である事が 問われているのかもしれません。 日々更新のみにとらわれず、味わい深い情報を提供して参りたいですね。
2008年02月14日