明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 年末年始の挨拶は、堅苦しいように感じることもあります。 しかし、この日本の礼儀作法を「芸術」と感じた人がいます。 その名は「小泉八雲」(こいずみやくも)とラジオで紹介されていました。 イギリス人で後に日本国籍を取得した文豪です。 明治時代のことですから、平成の今とは違っているかもしれません。 それでも、親戚やお取引先などとは 「明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。」と改まる習慣は続いています。 その挨拶の背後にある心を整理してみました。 その心こそが「芸術」の核心でしょう。 「あなた様のお陰もあり、新年を迎えることができましたよ。 本当におめでたく感謝でございます。 どうか、今年も同じようにお力添えをいただき、ますます よろしくお願いいたします。」 人を前にして謙虚になり、感謝できる心。 その時、それが挨拶として表現される。 そんな美しい挨拶をめざして、 この新年にのぞんで参りたいものです。
2008年01月04日