フライパン倶楽部

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豊橋まつりで、わが街の広小路通りを練り歩く地元ダンスチーム「空(くう)」の後方で、大きな団旗がなびいていました。 これからの通りがどうあるべきか。青空のもとで、通りと旗がジャストフィット。 その時、慶應義塾の塾歌を思い出しました。嵐の中になびく旗を歌い 「樹(たて)んかな この旗を 強く雄々しく樹んかな」 この塾歌は、昭和15年軍国主義が強まる時代に発表されましたが、学問の命脈を絶やさないとの強い意思がありました。 慶應4年、近くの上野で戦火があがっても、福沢諭吉はウェーランドの経済書の講義をやめなかった。 すなわち、旗をたてるとは、たてる者の心意気、気概を示すことに他ならない。 それは、暗闇および嵐のような厳しい状況があるほど、はっきりと表れるもの。 そして、たなびく旗は、あきらめないぞ、あきらめるなとのメッセージを発している。 通りとは、旗と一体となって、通りを行き交う人たちにエールをおくる空間でもあります。 その後、旗手の方とばったりお会いできて「ありがとうございます」私の想いと感謝をお伝えできました。 明日の広小路通りが見えた瞬間でした。

2025年10月20日

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