フライパン倶楽部

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平和を語る時は、よく言葉を選んで、慎重でなければなりません。 正論であっても、そこに心がなければ、正論たりえず。 人間は、理だけでなく情もある。言葉では納得できても、感覚で納得できないこともある。 先の戦争の被害が甚大であり、その傷は深いものがあります。 それは、地上戦となった沖縄や被爆地の広島・長崎だけにとどまらず、 無差別空襲のあった日本全国の都市でも同じです。 戦争経験者は少なくなっていますが、その戦争経験者と触れ合った最後の世代が私たちです。 祖父母たちの悲しみや苦悩をそれとなく感じてきました。 そのもとで、心を使って考えることができる。また、より冷静に議論ができる。 首相が広島の地で紹介された歌が心に響きました。 「太き骨は先生ならむ そのそばに 小さきあたまの骨 あつまれり」 原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑に刻まれた歌でした。 先生を慕う健気な子供たちの姿に心が痛みます。 そして、先生は、子供たちを守れなかったことをどれほど悔やんだことでしょう。 それは、先生だけではなく、今を生きる私たち一人一人のあり方を問うています。

2025年08月07日

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