フライパン倶楽部

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日本商工会議所で3期9年会頭を務めた三村明夫さんの講演が当地でありました。 「失われた30年からの復活」と題して、人口減少社会への提言をされていました。 GDP(国民総生産)の経済指標で測れば、失われた30年です。 しかし、働き方改革をはじめ、環境への対策、公共への貢献などGDPとは違った指標で企業経営者たちは取り組んで来ました。 また、人口減少を前にして、内部留保を積んできたことは、ある意味では、ワイズスペンディング(賢い支出)に通じます。 それは、時代を見据えた経営判断でもあった。 ところが、GDPだけで評価すれば、企業経営者の心は萎えてしまう。 そこで、伊藤邦雄教授が提唱するESG経営などの公益に関わる指標が叫ばれます。 その手がかりが、私益と公益との両立を求めていた渋沢栄一翁の精神です。 30年のど真ん中を歩んで来たわれら世代は、時代の変わり目で奮闘しています。 失われた30年ではなく、備えられた30年として、自信を取り戻すべきでしょう。 三村大先輩のメッセージの核心は、心の復活だと思いました。 この30年を踏み台にして、誇り高く花を咲かて参りたいです。

2025年02月18日

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