ウズラの卵は、本当に小さな小さな卵です。 この小さなものを、毎日毎日、誠実に生産しているのが 豊橋のウズラ農家の皆さんです。 その現場を見学してみたくても、管理が徹底しているので立ち入ることができません。 しかも、内部の人でさえ、なかなか入れないことでも有名です。 今回の検査にしても、自発的に名のり出ているほどです。 ここまで、管理が徹底していての今回の事件。 変死したウズラは一匹もいません。しかし、何十万羽が処分されます。 その処分に手間取っているのも、ウズラが元気だからなのです。 非常に複雑です。未知のことであり、その対応は慎重が期されるべきでしょう。 かたや、地元農家の皆さんを覚えたい。 安易に棚から引き上げる地元販売店を残念に思います。 私は、あの事件があっても、なお棚に並んでいたウズラ卵を見て、 その店に心で拍手しました。風評に流されない「それでこそ、豊橋人だ。」 そして、一番確かな情報をもつ知事と市長こそ、ウズラ卵を公衆の面前で、にやりと食べていただきたい。
2009年03月03日