クリスマスの日は、雨が降りました。 しかし、午後には晴れ上がり、豊橋の空には、美しい虹がかかりました。 その虹は、しっかりと弧を描き、7色がくっきりと見える。 さながら、豊橋市民へのクリスマスプレゼントのようでした。 聖書によると、ノアの箱舟の時代にさかのぼり、 「創造者が約束を果たす」シンボルが、虹だったのです。 本来、約束とは、必ず果たされるもの。 結婚も、二人の約束で始まります。 「健やかなる時も、病める時も、愛することを約束しますか。」 「はい、約束します。」と交わされます。 そのシンボルが、指輪です。 お互いに指輪を見て、その約束を思い出します。 しかし、人間のいかに軟弱なことか。 短い生涯でたった一つの約束も果たせず、反故にしてしまう。 その時、何千年のスケールで救い主の誕生を約束していたお方がおられます。 その約束を果たしてくれた日が、クリスマスなのです。 人は変りますが、そのお方は変りません。 雨上がりの空にかかった「クリスマス・レインボー」は、 新年の希望を約束しているようです。
2008年12月26日