フライパン倶楽部

お店のこと カート

「ちょっと、お料理でもしてみようかな。」そんな気持ちが芽生えるお店でありたいです。 こちらからの良いことの押し売りではなく、ご本人の意思を尊重することが小売業の大前提です。 そんな自由の余地が小売業の現場では確保されているだろうか。 年末にNHK「ドキュメント72時間」年間の振り返りが放映されていました。 そこには、カメラを72時間置き続けるだけで、制作者側の筋書きはありません。 何が起きるかは分からない。しかし、そこには撮影対象者の気持ちを引き出そうとする制作者の見えない声掛けがあります。 不思議とカメラの前でも気持ちを出すことができる。 それは、真剣に向き合っている制作者の存在が大きいのだと思います。 しかも「こうするといいよ」との提言はなく聞き続けるのみ。 そこで、撮影対象者は、自分で自分の答えを見つけているかのようです。 これは、商人と顧客との関係とも重なります。 商人は、見えないところで、顧客の気持ちを引き出して、ご自分に相応しい商品を選んでもらう。 そこには、顧客の自由意思を尊重する態度があります。買物の主役は、顧客です。

2025年01月06日

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